男がしてきたこと

人類の歴史を振り返って男がしてきた事は
ほんと、無駄なことと馬鹿なことでしかない。とおもっている。
これはとある友人が
「人間の男がしてきたのは人殺しと戦争と破壊くらいだ」
といって、自虐していたが、
この自虐しながらも、自分もまた情けない男で
申し訳ないという気配が彼の表情によぎっていた。
この男の無力感たるや、愕然としてしまうのは
僕と、彼くらいなのだろうか。
先日鶴見俊介の本の中に
彼が戦争にいった話がかいてあった
当時、彼の小隊の中で女の人を強姦して
そのまま殺して、
「俺は女を強姦できる男なんだぜ」と
誇らしげに自慢している人がいたらしい。
それを自分も強姦できる男かもしれない恐怖と
得たいのしれない誇りにちょっと共感しているニュアンスもあり、
自分のことを恐ろしくおもっていたそうだ。
ずっと疑問だったのだが、
なぜ男は女性をしいたげようとするのか、
しかもこんなにバカばっかりやってきているのに、
しかも、虐げることが美談とされたり、
近年のそういうモラルが問題視されているのも、
そうだ。
性的な部分や、日本的な男を立てる文化に邪魔されてわからなかったが
これ、実は単純に
「男は女性に敬意をどう示していいのかわからないだけなのではないか?」と思ったのだ。
マンモスとか大きな獣を捕らえないといけない時代にならまだ
辛うじて男の意味はあったように思う。
けどそれがなくなって、
「男の意味ってなんだ?」というアイデンティティーが崩壊して
その崩壊に自分が気づかない為の戦争や、
虐げだったのではないだろうか。
そういう馬鹿なことに一生懸命になっていれば、
自分に何もないことに気がつかないでいられる。
戦争は
日本はアメリカに負けた形で終わった。
アメリカにならって経済的な豊かさをえた。
だが、
資本主義は豊かさ=幸せと
誤認した結果が日本は自殺大国で、
引きこもりやニートがたくさん居る国になった。
と僕は考えていた。が、
戦争というごまかしは経済的な豊かさを追い求めるという
馬鹿な行為にすりかわっただけなんじゃないかと思ってしまった。
暴力からインテリジェンスと、金にシフトした訳だ。
他に選択肢なかったのかよ。
と思う。
金はもちろん必要だ。
けども、一番大切なのはなにか。
敬意とセンスだ。
敬意は女性に対して、いや、女性以外の全てに対して
敬意を捧げれる幅の広さだ。
同じやり方で全部均一にするのではなくて
自分がおだてられていようがいまいが、
立てられようが立てられまいが、
瞬間、その場で即興の敬意をたてれるかどうか。
そしてセンス、
金、暴力、権力、賢さ、
以外の選択をできるセンスだ。
金も力も全部、
免罪符のような、
なにもない男でも許される為のものに
たよってはいけんと思う。
そういうものを捨てて
おとこの立場がなくなっても
悲観的にならず、
ひょうひょうといて新しいものを発見するセンスが必要なんだ。
だって、もうそんなバカみたいなことはやめにしたいと思う。
この昭和の親父のちゃぶ台返しみたいなことを
ずーーーーっとやってきたのよ。
じぶんの尊厳と威厳の為に。
それが、実際にあるものだったらいくらかもしれない。
「ない」ものを守る為の尊厳の為に
どれだけ犠牲をはらってきたか。
早々に気づくべきである。
気づいてほしい。

0コメント

  • 1000 / 1000